予防接種のスケジュールについて(2022.05.31更新)予防接種は順調に済んでますか??
★★この記事は、以前UPしたものを改良した更新記事です。★★
こんにちは
さてお子様の予防接種は順調よく済んでらっしゃるでしょうか?
どんな風に計画を立てたらいいか分からない!という声をよく聞きます。
病院に丸投げしているからよく分からないとも・・
確かに複雑ですよね??
今日は予防接種のスケジュールはどう立てていかば良いのかお話ししたいと思います。
しっかり把握して適切な時期に、適切に予防接種できるようにしましょう。
予防接種の間隔のルールが2020(令和2年)10月1日より変更になったことはご存知でしょうか?
実は、2020年10月1日に予防接種の間隔に関するルールが大幅に変わりました!
この変更によりだいぶスケジュール組が簡単になりました。
ポイントとしては
注射生ワクチンと注射生ワクチンの間は27日空ける!!
それ以外制限なし!
というものです。
注意しないといけないのは
ここに記しているのは、
「異なるワクチンを接種する場合の間隔について」です。
同一ワクチンを複数回接種する必要がある場合の接種間隔は添付文書に従う
という点は変わってません。(それは各ワクチンはそれぞれ、適切な間隔で打つことで効果を最大に得られるように考えられているからです。)
例)
1期:3~8週間隔で3回、3回目の約1年後(6か月後から接種可能)に4回目を接種
2期:11歳から、二種混合ワクチンを1回接種
この様に、それぞれのワクチンごとに決まっています。
それぞれのワクチンで一番接種効果がある様にこの間隔になっております。
それぞれのワクチンについてのルールを知りたい方はこちらをご参照ください。
Know VPD! Hpより→こちら
我が子のワクチン、、、
「何をいつ受ければいいの???」って悩まれる方も多いと思います。
上のスケジュールを参考に計画的に接種してくださいね。
このサイトを私もよく参考にしてます。 Know VPD→こちら
もちろん、クリニックにご相談くだされば
一緒に効率の良い接種計画を立てて参ります。
うちでワクチンデビューしたお子さんも徐々に増えてきました。
毎月お会いできると
どんどん成長されるので
こちらも楽しみです!
同時接種も有効な方法です。
少し不思議に感じられるかもしれませんが。。。同時接種なら何をどう組み合わせてもいいようです。
同時接種で受ける場合、本数や組み合わせの制限はありません。
生ワクチンと生ワクチン、生ワクチンと不活化ワクチンの組み合わせもできます!
子供は、すぐ風邪をひいたりして
元気で予防接種が受けれる!という時期は以外に少ないものです。
元気な時に効率よく予防接種を進めるというのは有効な手段と思われます。
ちなみにコロナワクチンとの組み合わせは?
ちなみにコロナウイルスワクチンは
今まで述べてきた「生ワクチン」「不活化ワクチン」とはちょっと違う概念のワクチンです。
これは割り切って別物!と覚えましょう。
前後二週間をどの予防接種からも空けてください!!
新しいワクチンなのでかなり安全策をとって空けていること思います。
今後この間隔は変わるかもしてませんね。
定期接種は公費負担のため無料で受けられます。その時期を逃すと、任意接種となり費用が発生します。
また定期接種となっているものは助成を受けられます。
その時期を逃すと、任意接種の扱いになり、ワクチンによりますが、高額です。
ちなみに参考までに、当院での任意接種の場合の料金表はこちら
薬剤費用そのものも高額なのでこのように結構な高額になります。
助成を受けられる時期は限られているので、時期を逃さない様にしましょう。
新型コロナウイルス感染症の発生に伴う定期予防接種の接種期間の延長措置について(BCG・子宮頸がん予防ワクチンを除く)
さて、本当は定期接種の時期が来ていたけど
コロナウイルスの蔓延で、緊急事態宣言の影響や、受診控えなどで接種機会を逃したかなについては、特例措置が認められております。
接種期間延長の対象者
うまく特例を利用しながら、免疫をつけましょう!
おわりに。。。
接種スケジュール通りにいかないこともあると思います。
色々考えると難しく思ってしまうこともあると思うので
その場合は、とりあえずご相談くださいね。
ワクチンで防げる病気を知って、子供たちの命を守りましょう!
あん奈